平和教育
2023年度 平和学習
しげるくんのお弁当(5歳児)
平和のテーマは「食」
広島で被爆し、楽しみにしていたお弁当を食べることなく亡くなった折免 滋くん(当時13歳)。
実話の絵本を通して子ども達に伝え、学びを深めていきました。
地味な色合い、お米無しお肉無し・・・でもしげる君食べたかったよね
これを園庭で焼くと真っ黒になりました
蓋を開けてみた時、うわあ・・・と言葉にならない声
触ると崩れてしまうよ
ひとり2枚制作です
この感じた事を黒い画用紙に割り箸と絵の具で描いたのが左側の絵
やるせ無い気持ちを右側の水色の画用紙に描きました
その後、子ども会議でメニューを決め
実際にみんなで作ってみました
しげる君が食べられなかった大豆入りご飯
- ウィンナー
- 焼きそば
- 肉団子
- スクランブルエッグ
- ブロッコリー
しげる君、好きかな?食べてくれるかな?美味しいよ食べてね!
その後
私たちは広島の方に‘折免 滋さん‘のご家族をどうにかして探し出せないかとお願いし、
紆余曲折ありながらも滋さんの弟さんに辿り着きました。
企画した担任がお手紙と共に子どもたちの活動をお伝えしました。
何故ならば、いくら書籍化されているとはいえ、
私だったら勝手に自分の家族の事を教材に使って欲しくないだろうな、、、と思ったからです。
一言お断りと感謝を伝えておきたかったのです。
88歳(元医師)になられる弟さん折免 昭雄様から
思わぬお手紙が参りましたのでここに紹介いたします。
他の活動
- 「第二次世界大戦時の子ども達とガスマスクについて」体験学習
- 「世界の戦時食」展覧
- 「平和保育参観」親子で“あけぼのパン“をクッキング
- 「子育て講座」保護者参加で原爆資料館見学
- 「脇山順子先生(長崎の食文化研究者)の被爆体験講話」
- 映像/平和の集いで放映「全国高校生によるピースソングリレー」「被爆前の日常アーカイブ」
長崎大学核兵器廃絶研究センター RECNA - 義援金/おにぎりアクション 東日本大震災・大雨災害